★Gally Life

帰国報告

帰国報告が遅れました。
13日に無事帰国しました。
1年ぶりの日本に、なぜか外国に来たような錯覚で最初は緊張感が
ありました。
日本に着くとまず、日本財団ビルへ直行し、ギャローデット大学の
友人の講演を拝聴してきました。その後、緊張感も徐々に薄れ、
改めて、いやあ、やはり日本はいいですね〜。
日本語の情報がありふれていて、どれもすべて目に入ってきます。
そして、ごくごく普通のことなのですが、周りがみんな日本人!!
私が滞在していた米国は白人、黒人、アジア系、ラテン系、様々な
人種がいるわけですから、こう思ってしまうのも当たり前かもしれ
ませんね。
帰国後はあちこちへと手続きを済ませて、今は実家のある北海道で
くつろいでいます。色々な方々と毎日会いながら、お話をしたり
しているのですが、日本も色々変化があったのだなあと感じて
います。
私は米国で学び、様々習得でき、世界へ感覚を向けていましたが、
こうして日本に帰国してくると、日本の価値観に、懐かしい共感を
覚えてしまいます。
「あ、そうそう」「理解できるよね」といった、そういう感動が
今の私をすごく癒してくれます。なくてはならない感動ですね。

前回のブログで報告した通り、今秋より大学院に進学します。
Deaf Studies(ろう者学学部)
International Development(国際開発学部)に進学し、2つを
履修することを決めました。将来的にはEducation Leaderに関わる
職業をしたいと思っています。
米国の大学院は日本のシステムと違って卒業できるかどうかが
大きな関門になるので、正直、今の語学力、経済力に大きな不安を
抱えています。でも、信念を貫くことが私自身の最大の武器なので、
前へと突き進みます。ただし、挑戦を続けるためには資金が
どうしても必要になります。今回の帰国はビザ申請もひとつの理由
ですが、資金を集めることもあります。自分が米国で経た経験や
知識を共有したく、相互相乗の意味で講演活動を精力的に行って
いきたいと思います。
先日の平塚聾学校を皮切りに、今回は東京を中心に、岐阜や関西
にも足を延ばす予定です。皆さんよかったら見に来てくださいね。

Asakusa0716

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日本人同胞の晴れ姿

皆さん長らくお待たせいたしました。
米国よりKarryです。

いやあ、久しぶりにブログに向かうと、何を書き込んでよいのか
躊躇しますね。9ヶ月間も放棄してしまいました。(汗)
再渡米してすぐ自分のPCが壊れてしまい、日本語が全然打てない
環境となったことと、米国で生き残るためで精一杯だったことが
最大の理由ですね。

まずは近況報告。
先日15日、ギャローデット大学で卒業式が行われ、格別な思い
を抱いて卒業式を閲覧してきました。日本の同胞、池上真くんと
高山享太くんがめでたくソーシャルワーカー学部の修士を勝ち取り
ました!!!壇上にあがり、ダビラ学長より証書を手に取った雄姿
がとてもまぶしく輝いていました!!私は池上真くんと関わる時間
が多く、彼の苦労を1年半見てきたので、感動もひとしお。
米国留学は、一見華やかに見えても、実は限りない努力を要する
もの。留学経験をしたからこそ分かることかもしれない。

ところで、栄冠を勝ち取った彼の傍ら、私は何をしているかという
と、ギャローデット大学の職員として、学生寮で働いています。
米国の生活文化の違いに毎日惑わされながらも学生たちと
関わっています。
その一方、週1で、DC市内にあるNPO組織のISC(International
Student Conference)でインターンをしていました。
(研修は4月一杯で終了)
なかなか日本では味わえない貴重な経験でした。職員はみんな
聴者なので、オンラインで英語でダイレクトにやり取りをしな
がら意思疎通を図りました。
ギャローデット大学ではアカデミックとして英語を使っている
が、研修先ではビジネスとしての英語、これもまた新鮮でもあり
ました。

さて、話を戻そう。
なぜ、この私が格別な思いを抱いて、日本人同胞の晴れ姿を見て
いたのか。何を隠そう、実はギャローデット大学院に受かり、私も
8月より院生となります。2つの学部に受かったので、どの学部に
するかギリギリまで考えて結論を出そうと思います。そして私も
栄冠を勝ち取った彼らのように、卒業を目指したい。彼らの勇姿を
見ながら、目標も明確となれました。
ということで、ビザ更新のため7月に一時帰国し、8月に再渡米
します。そのときに皆さんとお会いしましょう!!

Makoto

Kiombo

Ladonna

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近況報告

Engine_broken_down_2008_january_2_2みなさん、お久しぶりです。
Karryです。
6ヶ月間、ブログを放棄していました。
米国での学生生活に精一杯だったことや、
さまざまに起こりえる出来事に葛藤する毎日でした。
でも、今はその葛藤を乗り越え、精神的にも余裕が持てる
ようになってので、ブログの再開を宣言します。

近況報告としては、

5月10日で春学期が終了し、ギャローデット大学での学生
生活はひとまず、区切りがつきました。
そして、今はGLI(ギャローデットリーダーシップ研究所)に
属し、Leadership Developmentntの事業で、教育施設にて
実習をしています。
インターンシップは自分で探さなければならず、米国のシス
テムや文化の違う留学生にとっては大きな挑戦となります。
履歴書の書き方はもちろん、面接様式も日本とは全く違い、
ストレスをも感じました。
それに加え、自分を売ることがなかなかできず、様々な事に
苛まされました。
しかし、ここは米国、自分自身で勝ち取らなければ何も進ま
ない。度重なる苦悩や失敗、経験を通して、ようやく実習まで
至ることが出来ました。
5月13日からはMSSD(Model Secondary School for the Deaf)
国立高等聾学校に派遣され、目下、経営管理の助手の
実習中です。

「Father of Student Devolopment」と全米から慕われている
Frank Turk先生の管理の下、高校生のやる気や学力向上を
図るためのリーダーシッププログラム編成と学校システムの
あり方を学んでいるところです。
フランク先生の手腕、人間性、大きな心に刺激を受けています。

7月からは1ヶ月間、北西地域にあるサウスダコタ州にて、
ろう児の教育サービスについて学んできます。
そして、8月ー。
長くもあり、短くもあったダスキン愛の輪奨学金での研修生活を
終え、帰国します。

時に人は環境に左右され、環境のせいにする。
しかし、原因は環境ではない。要するに「自分」なのである。
自分をかわいがるだけなのか、
それとも自分を更に鍛え上げるのか。
ここ米国で送ったプロジェクト研修生活。
「ろう者のリーダーシップ育成プログラム編成」
「ろう児の教育サービス編成」
学んだスキルをどのように、日本社会に貢献していけるか。
今後の私の人生ー。
自分の感性を大切に、信念を貫き、わが道を歩もう!
そう決意している。

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久々の更新!!!!

秋学期もようやく終わり、冬休みに入った。
ブログの更新がずっと滞ってしまって、更新を楽しみに
している皆さんには本当に申し訳なく思っている。
怒涛の如く忙しかった秋学期。全てに全力投球で向かって
いった。振り返ると、色々な自分がいた。
現実と理想の狭間に苦しんだ自分。
語学の壁にぶち当たり、自信を失った自分。
自分の居場所を探し、深刻なアイデンティティクライシスに
陥った自分。
「Who am I?」自分に何度か問い出した自分。
人種差別を目の当たりにし、人間哲学の重要性を悟った自分。
多様性のある人間社会に生き、彼らから多くのことを学んだ
自分。
数ある出会いと別れこそが、自身の成長の糧となれた自分。
秋学期が終わった途端、万万歳!!!!と手を揚げた自分。
最後は、全てに勝ったのだ!という充実感に浸ったが、かつて
ない熾烈な戦いだったので、すでにオーバーヒートだった。
しばらくの間は本当に放心状態となった。
16日よりギャローデット大学で親しくなった友人とテキサス州に
あるAustin(オースチン)に身を寄せながら、冷静に自分を省み、
ようやく落ち着いてきた。
たったの4ヶ月間なのに、語学や知識はもちろん、精神的にも
逞しくなった。何よりもソフトパワーで包み込み、オープンマインド
になった新しい自分と出会えたことが一番大きな収穫である。
2007年も残りわずかとなってしまったが、冬休みだからこそ今
まで溜まってしまっている記事を次々とアップロードします!!

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ふしぎ・フシギ・不思議!?

昨日から(11月第1日曜日)サマータイムより冬時間に
移行された。その冬時間を標準時間というそうだが、
日本との時差は従来の13時間より1時間拡大し、14時
間となった。
なので、朝起きたときは一時戸惑ったが、何か不思議な
気分だった。腕時計では7時を指しているのに、PCの
時間は6時となっている。PCは、米国東時間に設定して
いるので、自動的に繰り下げられている。
米国にいながら時差を修正するなんて不思議だな。
でも昨日は1時間分、余裕を持つことが出来たのだ!!

最近気づいた話を一つ。
私はあまり夢を見ない方だが、先日記憶に残る夢を見て
気付いた。
母国・日本にいる時は、日本の友人、日本手話で語る
自分だが、ここ米国にいると、世界の友人、そしてアメ
リカ手話で語る自分が出てきた。
とても不思議な気分だった。

アジアを数ヶ月間旅したときも、その国に滞在する度に
その国の人、その国の手話、あるいは国際手話で語る
自分を見る。
言語というものは不思議だな。
現実が夢まで影響されるなんて。
何といいようもない不思議な気分。
でも、とても気持ちがいいな。

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美しい朝焼け

やれどもやれども次々と出される宿題やラストプロジェクトと
称する期末テストに向けての準備に追われながらも、いつの
まにか米国の学生生活の流れに乗っている自分がいる。
ここワシントンDCでは天候が変わりやすく、気温の高低の
差も激しく、かなり気まぐれである。
その気まぐれにまだ慣れず、風邪を引きやすくなってしまった。
渡米してからバッタリとやめてしまったハタヨガをそろそろ
最低週に1回は継続的にやらなくては。

最近の楽しみは、朝早く起きて朝日を見ることである。
朝に弱い私を知っている人から、「嘘だ~」と言われそう
だが、ホントのことである。笑
日本の夕焼けのような真っ赤な太陽が昇り、朝目覚めたとき
にまずこの朝焼けを眺める。この時に、太陽と直結している
のだなぁといつも思う。
朝焼けをしばし眺めると、不思議と自分の原点に帰ってくる。
「成長」とは、人生において喜怒哀楽なる様々な経験を重ね、
自己鍛錬することである。成長することは人間である以上、
自然の法則であり、プロセスでもある。
その成長のプロセスにおいて、無視したり回避して近道を
したりすることは絶対に不可能である。
私が北海道を離れ、東京で働き、石川で固定観念や従来の
価値観を突き破り、今度は多様性のある米国で勉強しながら
日本を見つめ、更に一歩一歩道を進んでいく。
今までこうやって、やってきた。そして、これからも。
今こうして毎日悪戦苦闘しているのも、成長する過程で
避けては通れない通過点。
だから、毎日毎日自分でも見たことがない新生Karryを実感
していける。
その朝焼けは実に毎日色んな表情を見せてくれる。
その朝焼けを通して、新生Karryと毎日出会う喜びを感じて
いる。

今日の朝焼け
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今までの朝焼け
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Homecoming

来る20日、ギャローデット大学では毎年恒例のHomecoming
が開かれる。
Homecoming(ホームカミング)とは、日本で言えば文化祭の
ようなものである。
卒業生が旧友の仲を確かめたり、ギャローデット大学への
忠誠愛(母校への愛情も含める?)を確認したりと集ってくる。
他校とのアメフト対抗試合、祝宴パーティ、同窓会、パレード、
出店など多彩な催し物があるそうだ。
その中の一つである同窓会イベントから、講演依頼があり、
僭越ながら、引き受けることとなった。
最近までは中間テストで精一杯で、他のことを考える余裕が
正直持ててなかった。
一段楽した今、主催側と相談しながらそろそろ煮詰めている。

ギャローデット大学生と同窓生たちに伝えたいことは何か?
ギャローデット大学を留学先として選んだ理由は何か?
ギャローデット大学に望むことは何か?
留学生として、ギャローデット大学で学んで感じたことは何か?
留学生の立場で熟慮しながらメッセージ性を残したい。
本番まで残りわずか。
友人にASLのチェックをしてもらいながら、本番に臨みたい。

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感動を呼んだBBの劇

遅くなってしまったが、9月のネタをアップする。
9月28日、ギャローデット大学にてBernard Bragg氏の観劇
に行った。Bernard Bragg氏はアメリカのみならず、全世界で
知らない人はいないというくらい有名な方である。
スペインで開かれた世界ろう者会議にて友人の紹介で彼と
初対面を果たした。
Bb_photo_blog02失礼ながらも年齢を伺ったら見た目よりも
かなりの高齢だったので、非常に驚いた。
自分の先入観にも問題があるが。
私の講演を見てくれた彼は率直に感想を
語ってくれ、最後に、「人は決して自分の過ちを認めたがら
ない。あるいは認めても隠すかどちらかになる。
若いあなたが自分を、そしてろう社会を省み、何が正しいの
か間違っているのかを見極め、講演したあなたを見て、自分
の若かった頃を思い出した。しかし私はあなたほどの勇気が
なかった。持続は難しいはずだ。どうか信念を貫いて頑張って
ほしい」と激励をくれた。
分かる人には伝わるのだ!と感動したと同時に嬉しかった。
そんなエピソードがあり、ギャローデット大学で公演があると
聞いた途端、絶対に行く!と決めていた。聞くところによると、
年齢的に、今回が最後の演劇になるとのこと。見逃しては
ならぬ!

テーマは、“Theater in the Sky with Bernard Bragg
彼が舞台に現れた瞬間、空気がピンとひきしまり、観客は
彼の虜になった。テーマにあるSkyにもとづき、様々な話が
展開された。経験談、自分の思い、ポエム等々。
最後は、母の最期と母の人生飛行の話であった。

Bernard氏の最愛の母はろう者であり、母の最期を最良の
形でと、彼は奔走した。
今ほど手話に対して理解が広まっていなかった当時、母の
ためにと、手話が出来る看護体制を整え、ろう者に評判が
いい病院に転院させ、最期を看取った。その後は、遺言
どおり火葬し、遺灰は、風薫る春、美しい山並がそびえ、
湖が眺められるところへおいた。すると、突風が吹き、
遺灰が風とともに彼方へ散り去った。
彼は、厳かに悟った。

「母の遺灰は、風という飛行機で今もなお永遠に飛行して
いる。人間は飛行そのもの。そして今こうして生きている
私の人生も飛行に深く関わっている。」

幕が閉じたとき、私は感じた。
彼は母を通して、この世に対してのメッセージを数々残して
おきたいのだと。彼の演劇は彼の人間哲学だった。
彼の人生こそ、人生飛行であり人生航路でもある。
インドの詩聖タゴールは人生を川に例えたように、
彼は飛行に例えた。

手話で歌っていた彼の姿が脳裏に焼きついている。
右足タンタンタンと永続的に鳴らしながら、
<<Song for the Eye>>-Bernard Bragg-
Fly against the wind of fly along with it
Fly through the rain and lighting
Fly high above the Earth
Fly into the bright sunlight
Fly toward bule skies
Fly among the white clouds
Fly into the deepening night

Theater in the sky
The story of my life, yes
..........(以下省略)

彼の世界に私たちは酔いしれて、あっという間に劇は
終わった。

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束の間の休息

先週は中間テスト週間だった。
金曜日の午前でようやく終わったが、多大なストレスを感じ
てのテストであった。
慣れない環境の中、全てをやりきった今、自分を褒めたく
なった。
かつてマラソンの有森選手がオリンピック2大会連続メダル
という偉業を成し遂げた時に「自分を褒めたい」と名言を残
したのを思い出す。
次元は違うかもしれないが、今の自分に心から素直にそう
思えた。

渡米して早2ヶ月―。
振り返れば、慣れよう、そして付いていこうと精一杯だった
自分。
今は適応するための力がつきつつある。
そのための方法を自分なりに考えて、挫折しては、新たな
取組みに挑戦しての繰り返しだった。
家庭教師をつけ、授業の予習に様々な工夫をこなし、教授
たちのアポをとり、質問して食いついていったおかげなのか、
授業のペースにも追いついていき、膨大な宿題もやりこなせ
るようになってきた。
文化の違い上、理解できない部分もあり、取り遅れている
部分もあるけど、そろそろ自分の研修テーマにも並行して
取り掛かるつもりでいる。

毎日クラスの授業があり、授業以外は寮で予習・復習も欠か
さず真面目に取り組んでいる。
これまでの私はなんて怠け者だったのだろう!!(恥)
米国では、ホントにま・じ・めに「勉強」しているのですよ。
今思えば、こんなに「勉強」をするのは、初めての経験
かも・・・(笑)
米国留学が私を変えてくれているのかも。

Aug_66毎日が悪戦苦闘だが、束の間の休息に
日本茶を飲んでいる。
心が癒される一時。
この日本茶はかわいいろう児の兄弟から
の贈り物。
それとともに、「アメリカへ行くね。プレゼントはお茶です。
だって、アメリカはお茶がないからです」と手紙が添えられて
いた。
子どもたちの温かい心が米国に届いている。
わが家族、日本の友人、ろう児、ろう児をもつ親、それぞれ
を思い浮かべ、微笑みながら味わっている。
そして、また頑張ろう!!と力む元気が出てくる。

今やメール時代で、返事もすぐできる状態だが、手紙は心
温まる。そろそろ、手紙などを頂いたろう児、友人たちにお
礼のお手紙を書こう。
手紙を受け取る人たちの笑顔を思い浮かべながら・・・。

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書籍が届く!

私は読書が大好きである。
専門書、小説、漫画、絵本、児童書、哲学をはじめ自己啓発
の本、ビジネス・経営の本、旅行記、写真集などジャンルは
様々。
書籍は、私を未知なる世界へと導き、自分の感性を伸ばして
くれる。

また、ギャローデット大学で授業を取っている今、本から得た
情報がすごく役になっていることに気がついた。
英語を読んでは「このフレーズなら、あの本にも書かれて
あったよな」とふと浮かぶ。
しかし、渡米するに当たり、荷物になるだろうからと私は泣く
泣く大半のものを日本に残してきたため、肝心のその本が
手元にない・・・。
専門書数冊だけを同伴し、渡米した自分の準備のはかなさを
悔いた。

でも、悔いることだけでなく、朗報もある。
首を長くして待っていたPaddy Ladd(イギリス)の「Deafhood」の
邦訳書ができあがったのである。
Deafhood(ろうであること)はPaddy氏によって編み出しされた
言葉。
邦訳書の監訳を担っていた森壮也さんより、発売に漕ぎ着けた
と連絡を頂き、早速購入。
彼の厚意により、航空便で滞在先のギャローデット大学まで
送って頂き、今こうして少しずつ読んでいる。
しかしながら、とても分厚い・・・・!5センチ大はあるぞ!

Aug_25_2 文化というものは見えない言語、価値、生活
習慣、行動様式、歴史が深く絡んでいるため、
特に翻訳するには徒労を強いる点がある。
その国の思想がなっていても、微妙な点で
わが国には通用しないこともある。
米国に滞在してから、初めて分かったことも
沢山あった。
海外留学を経験した日本人の彼らが私に色々
なメッセージを送ってくれた
その意味がようやく分かってきた。

Flyer_understanding_2 頑張って読破します!!
邦訳書タイトルは
「ろう文化の歴史と展望ろうコミュニティの
脱植民地化」(明石書店)10,290円。
みなさんも難しいだろうが、日本では数少ない
専門書の一冊なので手にとってみてはいかが
でしょうか?

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