★読書人になろう

読書とわたし

わたしは活字が好きで、昼休み、通勤時間、寝る前に一つの
儀式と言っていいほど、本を読む。
時には小説だったり、マンガだったり、絵本だったり、新聞
だったり。いや、新聞は毎日ですね。笑

先月はキン肉マンマニアの友達に、キン肉マンのマンガを借りて
読んだ。
キン肉マンは小学生の時にはまって、マンガだけでは物足りなく
なり、弟と一緒にキン肉マンのゴム人形集めにも走った。
親に小遣いをねだっては買ってもらっていたことが懐かしく思う。

あの頃は、単純で闘いの勝敗にしか興味がなかったのだが、
大人になった今、読んでみると、けっこういい本だということが
わかる。キン肉マンが流行る理由が今になってわかった。
闘いを通して友情パワーの輪を広めていくキン肉マンの姿と
ともに最終巻のキン肉マンの台詞「友情とはもっとも遅い植物
である・・・」という言葉に、わたしはしびれてしまった。
経験と理屈が一致しているキン肉マンに、改めてかっこよさを
感じた。

本を読むと、客観的に観察、批判的思考も養うこともできる。
自分が経験できない道の世界へもいくことができる。
ホール・ケインの「永遠の都」を読んだときも、感動のあまりに
しばしその余韻にひたり、ほんの世界に入ったままになっていた。
「ダビンチ・コード」ではレオナルド・ダ・ビンチの偉大さを知ること
ができ、もう一度ルーブル美術館へ行き、じっくり観察してみたい
と思った。
そして、先週は「国家の品格」「ハリーポッター 謎のプリンス」も
読破した。
「国家の品格」は頷ける部分もあり、自分は違うなあと考える
部分もあったし、「ハリーポッター」は気持ちが移入すぎて、
ずーんと沈んでしまった。すべてがつながっていて謎解きの
パズルのようだ。もう一度一巻から読み直してみたくなった。

ふと思ったのだが、本を読むたびに自分の感性が高まっていく。
人間観察と似たようなものかな。
現在は友人たちの勧めにより、「超バカの壁」「東京タワー」
「祖国とは国語」にチャレンジしている。

私のブログを読んで、「あの本を読んでみては?」などと色々な
人がいろいろな本を紹介してくれる。
とても嬉しいことだ。
時間のやりくりしながら読んでいきたいと思う。
読んだあと、色々所感を語り合うのも楽しみの一つだ。

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音のない世界

Kitanobook001 機関紙「ろうあ石川」に掲載されていた
「コラム石川門」(昭和58年~平成6年
執筆「ろうあ運動の実践から」)がこのたび、
「音のない世界」というタイトルで本として発刊
された。一言で表すならば、著者・北野雅子
さんの思いが濃縮した一冊である。

この本は、ぜひ多くの人に読んでもらいたいと
切望する。心が潤い、また深く考えさせられる本である。
特に、ろう児をもつ親、手話通訳者には必読の書としてほしい。
だからこそ、ブログにアップさせてもらいます。

”人生は、知性と勇気を持つもののみが、その価値に
ふさわしく生きられる。生きるということは「人間のなかで
生きる」ことであり、それは「戦う」ということである。”
                          ホセ・リサール


戦うということには、さまざまな見方がある。
私が言う「戦う」とは精神面であり、民衆の中に入り、民衆の
中から発していくことである。
彼女が捧げているろうあ運動は人権闘争であり、ろう者が
生きる現実社会のもとから、さまざまなことを発している
まさに「民衆」主体のものである。
道を切り拓く人は、その人でしかわからない苦労がある。
だから、人を人としてみている。
本当に人間第一を貫いてこられた方である。
彼女の戦いは決して派手なことではない。
地道でかつ長い戦いで、それが25年の歳月を得て、徐々に
結果が表れている。それが大事である。

北野さんのもとで働いて、まだ7ヶ月間ではあるが、さまざまな
ことを教えていただいた。
もちろん、特別に教えるようなことをされたわけではない。
彼女の振る舞い、行動、その姿からおのずと教えられたのだ。

以前、ブログにも書いたように、
地を見据えて、理想を求める。答えは目前にある。
つまり、現実に生きている社会を見据えて、その社会の呼吸
から「人間」を基盤として、訴えていくことがキーポイントである。
それを彼女は、長い間やってきたのだ。
北野雅子さんのもとで働けることを心から誇りに思う。
彼女から学ぶべき点は、まだまだたくさんある。
これからも大いに吸収していき、自分の人生の土台を築いて
いきたい。

みなさんも、北野さんの本をぜひ、購入して、考えようとしなかった、
あるいは、目を伏せて考えなかった点にもう一度、向き合って
みませんか?

希望者はわたしにメールか、あるいは石川県聴覚障害者協会まで
(Fax 076-261-3021 Tel 076-264-8615)連絡を入れてくれれば
詳細を連絡します。

定価 1500円 (郵送料 一冊290円)

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絵本のプレゼント

先日、大切な友人より絵本2冊をプレゼントされた。
「ぼくを探しに」
「ビッグ・オーとの出会い-続ぼくを探しに-」
の2冊だった。

その友人はろう児をもつママである。
かつて、児童文学を専攻し、絵本作家を夢見ていたそうだ。
彼女がいたく気にいった絵本を、Karryにも読んでほしいと、
その2冊をいただいた。 彼女の温かい気持ちにありがとう。 早速目を通してみた。 第一印象は「色彩が単色で、あっさりしているなあ」
といった感じ。 しかし、その印象はすぐに払拭された。 ストーリー自体は単純だけど、味わい深い・・・ 捉え方も個々の視点によって変わってくるように思う。 あるいは、所感もそれぞれ違ったものを持つだろう。 哲学っぽい絵本だな。 ネットで調べてみると、大人向けの絵本だそうだ。 読むたびに、自分の人生と、これからの人生を考えさせられる、
何かを示唆するような不思議な力を持つ本。 愛読書として大切にしていきたい。

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インドの詩聖・タゴール

「この世は味わい深く 大地の塵までが美しい」

――――これは私が好きな詩の一節である。
心にメロディを奏でるような気分になる。

ラビンドラナート・タゴール
彼は東洋人として、初めてノーベル賞を受賞した文学者で

詩人である。

タゴールはインドの西ベンガルで生まれた。
西ベンガルは、1971年に東パキスタンから独立し、

バングラデッシュとなった。
今から5年前、私はバングラデッシュへ行った。
当時はバングラデッシュについてのガイドブックなど、

書店にあまりなく、私にとっては、タゴールの生誕地と
いうぐらいで、未知の世界だった。

強いて言えば、
1997年デンマークでおこなわれた世界ろう者競技大会で
(ろう者のオリンピック「デフリピック」の前身)
知り合った友人がいるくらいだった。
バングラデッシュに行った際に、その友人から、
国歌がタゴールの作った詞であることを聞いた。
また、彼の国では、みんな口をそろえて、タゴールは偉人で
あると言う。

        「恢復期」

 この世は味わい深く、大地の塵までが美しい――――
 こんな大いなる讃歌を 私は心に唱えてきた
 これこそは 心みたされたものの生のメッセージ
 日ごと 私は なにがしかの真理の贈り物を受け取ってきたが、
 その味わいは 色あせることはない。
 そのために 黄泉の国への別れの岸辺に立って 
 なお かのほめ歌がこだまする―――

晩年に書いた詩。
冒頭の一行は、
人生のさまざまな苦難を味わい、その全てを人生の感謝として
転換しえた
境地になった時、生まれたものではなかろうか。
今のわたしは、物質的なものにしか「美しい」と表現していない。
タゴールのいう「美しさ」のほんの一部に過ぎない。
改めて、タゴールの生命の偉大さを感ずる。

       「百年後」

 いまから百年後に
 わたしの詩の葉を 心をこめて読んでくれる人
 君はだれかー 

タゴール没後、今、私たちが彼の詩を読み、感動している。
時空を超えても彼の心は私たちに伝わってくる。

世界と人生を愛したタゴール。
生命の詩人タゴール。
もっと、彼の詩をきわめて自分の生命を磨いていきたい。

バングラデッシュ国歌 http://www.hellobondoo.com/tagor.htm

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夏休みの読書

大人は、せいぜいお盆あたりのみが夏休みとなるが、
子どもたちの夏休みは長期にわたる。
海にいったり、山へいったり、色々と楽しむことだろう。

私が小学生の頃の夏休みは、おばあちゃんの畑を手伝ったり、
友達の家に遊びに行き、海水浴や、魚釣りなどをして、自然と
戯れたことが脳裏に残っている。

図書館にもしょっちゅう行った。
ズッコケ三人組シリーズ、アルセーヌ・ルパン特集、
怪人20面相シリーズにもはまってしまい、
おばあちゃんに、「寝ながら本を読むと目が悪くなるよ」と
よく叱られたことが、懐かしい。
今、メガネをかけているのも、おばあちゃんの言うことを、
守らなかったからかな(笑)。
パソコンも超あたりだけど・・・。

ところで、夏休みに入った子どもたちにお勧めしたい本あり!
「マジックツリーハウス」知っているかな?
シリーズ本となっていて、現在1~14巻まであり、内容は、
主人公の兄妹がツリーハウスから、様々な時代、その国へと
ふしぎな冒険の旅をするといった話。
一巻につき2話の話が盛り込まれていて、私もそれぞれの
時代へ飛んでしまうような錯覚になった。

児童書だけど、大人でもワクワクする本だと思う。
パターンは単調だが、なかなか侮れない本。
地理学だったり、生物学だったり、歴史だったり・・・
たとえば、7巻が「ポンペイ最後の日」で、それがきっかけで
古代ローマはどういう歴史をしているのだろう、ギリシャ神話に
出ている神の働きは何だろうと興味を持って、他のものを
調べてみたくなったり、それについて深く思索させる、
不思議な本でもある。

みなさんも、頭の栄養として、どうぞ、手にとってはいかが?

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もったいない精神

「MOTTAINAI」と書かれたTシャツを手に
          「MOTTAINAI」を世界に広めようと
日本を訪れたワンガリ・マータイ博士の姿が記憶に新しい。

マータイ博士はケニア人で、アフリカの地に緑を増やすべく
緑地運動を広げ、のちに、ノーベル平和賞を受賞した方である。

その博士の考えに深く共鳴したことがある。

「何かを変えたいと思うのであれば、まず、自分自身から
 変えなければならない。
 そして、自分自身が先頭に立って変えなければいけない。」
「さまざまな迫害もありましたが、自分がやり遂げなければ
 ならないビジョンが分かっていれば、その恐怖は乗り越えられる」

緑地運動が広がったのも、一人一人が、自分でにできることは
何かと問うことからはじまったのだと思う。
わが人生も、母なる地球の未来もビジョンを立てることが、
かならず、次世代への扉を開くことができるのだ。

もったいない」・・・そういえば、祖母や母もよく言っていた。

お茶碗に、お米がついたまま「ごちそうさま」という私に、
もったいない!農家の人たちが丹精こめて作ったお米なんだから、
ありがたく残らず食べなさい。

「わかりました~」

「靴下に穴があいた!新しいの買ってよ!」という私に、
もったいない!穴が小さいから、ちいさいうちに縫えば、また
使えるよ。縫ってあげよう。

「・・・・」

我が家に水洗トイレがついたときのこと。
「やっと、汲み取りトイレから開放されて嬉しいな」と言う私に、
「小便は『小』の方に、大便の時だけ『大』の方に回すのよ」
「えー、どっちも同じじゃん!」
もったいない!手を右か左かに回すだけでしょ!
「・・・・」

他にもきりがないくらい思い出す。
マータイ博士の本を読むと、なるほどとうなずける。
もったいない」こそ、日本の精神であり、日本の美徳なんだ。
素晴らしい言葉が、日本にあったのだ。

母なる地球が汚されている今、みなさんも自分にできることから
始めようよ。

私は・・・ささいなことだけど、
●電気の無駄使いはしないように。まずは、コンセントをマメに
 抜こう。

●サランラップの使用を控えて、タッパーに詰めよう。
●天気が危うい時は、折りたたみ傘をリュックに入れていこう。

 ついついコンビニで傘を買って、使わない傘が増えてしまうから。

さあ、みなさんもマータイ博士とともに
               「もったいない」と唱和しましょう!

関連URL
ワンガリ・マータイ博士公式HP http://www.wangarimaathai.com/

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わたしと読書

ブログの更新をさぼっていました・・・
私は無類の読書好きで、いつも寝る前には読書をする。
しかし、面白い本を読み始めるとブレーキが利かなくなる。

私の好きな本に、「ワイルド・スワン」「大地の子」などがある。
いずれも、中国もの・・・(笑)
今度、ブログで紹介したい。

巷には、沢山の小説があふれている。
読書は人間だけができる特権であり、今回は世界の名作に挑戦して
みようと思い、図書館で本を借りた。

中学生か高校生時代に読んだ本を改めて読み返すことに。
面白いことに、あの時に読んで感じていたものと、今読んで感じて
いるものとが違う。それが読書の醍醐味だろう。

本の読み方には、色々な方法があるそうだ。

1. 筋書だけを追い、面白く読もうとする。
2. その本の歴史的背景や、その人が言いたいことを思索しながら
  読む。
3. その人の人生観、世界観、宇宙観、思想を考えながら読む。

みなさんはどのように読んでいるだろうか。
私自身は、小学生の頃は1、中学・高校生の頃は2だったように
思う。社会人になって、いろんな人と出会ってからは、読み方も
2から3へと変わってきたような気がする。

色々な名作を読んでみたので、ここで少し紹介したいと思う。

   「クリスマス・キャロル」 著チャールズ・ディケンズ
クリスマスの前夜、ケチで意地悪なスクルージ爺さんの前に、死んだ
はずの共同経営者マーレイの幽霊が現われた。そして彼は、3人の
幽霊によって自分の過去・現在・未来の姿を見せられる。
人間の愛に、感謝と恩は常に忘れない自分になろうと思えた本。

   「モンテ=クリスト伯」 アレクサンドル・デュマ
無実の罪をかぶせられたダンテスは14年間牢獄で幽閉される。
ファンテスと出会い、彼から様々なことを教わり、教養を得た彼は
執念で脱獄、モンテクリスト伯爵という名前に変える。
14年の歳月は、人をも変えてしまう力を持つが、悪の者には
破滅を、善の者には幸福を与えた。   
執念こそが最後に勝つ、本当の自由は何か、過去よりも未来が
大事だと思えた本。

読書は常に、習慣づける自分でありたいと思う。
そして、良書を読み、共感し合える友人たちと深く語り合っていきたい。

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