すっかりご無沙汰しました。
世界ろう者会議の講演準備、米国留学の準備、仕事、様々な
活動に追われて、気持ちもなぜか焦りがちになってしまう自分
がいる。
でも、忙しさに追われながらも残された日本生活、そして金沢
での生活を有意義に毎日を過ごしている。
先日、東京で働いていたとき、お世話になった方が所用で
金沢に来られると連絡が入り、一緒に食事をしようと再会の
約束をした。
金沢生活も2年たとうとしているはずだが、おいしいところも
あまり知らず、店の設定はその食事会に参加する友人に
任せた。
金沢市より車で走ること15分。
野々市町にある料理店「山ごぼう」に落ち着き、3年ぶりの
再会に乾杯をした。
食事はコース料理になっていて、前菜からはじまり、
デザートまでの大満喫のフルコース。
あまりにもおいしかったので、ここで、ちょっとご紹介。
まりも梅のシロップ漬け
(中央・めちゃおいしい!)
左より時計回りに、蕗のみそ、ジュンサイ、
ゴマ豆腐、鮭の手毬寿司(ほおずきの中)、
豆腐の粕漬け、沢かに??(初めて食べたぞ)
グレープフルーツを器に、山菜の味噌和えの
組み合わせ。最初はフルーツに味噌・・・?
奇抜な組み合わせだなと思いつつ、口に運んだ
途端、グレープフルーツの甘酸っぱさが、意外
にもいい具合で口直しになる。
最後は、デザート。作りたてのわらび餅!!
極上の食感に、きなことあんみつが加わり、
絶妙な「和」の味を造り上げてくれる。
わらび餅が透き通って濃緑の葉が写り、視覚
からもその味を堪能した。
店主は食器も食材も店の雰囲気も一つ一つ繊細に選んでいる
ので、束の間の北大路魯山人気分を味わえた。
人にも出会いがあるように、食べ物にも出会いがある。
こうした食べ物との出会いに幸せを感じる。
そして、食べ物を通して一緒にいる相手と食事しながら深く
語り合えることへも幸せを感じる。
ここにまた、生きていることの幸せを噛み締める。
東京よりはるばる来た知人は、人生を長く生きている分、
これから海外へ羽ばたく私に明確な指針を頂いた。
人生をより多く生きた人の言葉は、どれもこれも重みがある。
正直言うと、決意しては、些細な不安によってまた揺れる。
そして、自分に言い聞かせてはまたやりきるぞ!という
気持ちにもなる。
この気持ちの行程を経ながら、「あ~、私も人間なんだなあ!」
料理のおいしさも重なり、久々の再会に心から「至福の時だ!」
と。短い時間であったが、これもまたありがとう。
私って、ホントにしあわせもんや!!
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