« 2006年12月 | トップページ | 2007年3月 »

大阪国際女子マラソン

大阪城をかける「大阪国際女子マラソン」が来る28日に号砲。
高校時代は陸上に没頭していたから、陸上と聞くと、ワクワク
する。
大阪国際女子マラソンは、世界選手権出場のシート争いでもあり、熱い戦いが繰り広げられる。女子マラソンの選手層が厚くなっている昨今、熾烈を争い、誰が代表権を勝ち取るのか、今から楽しみである。

実は大阪国際マラソンには私にとってもう一つ楽しみがある。
それは、わたしの友人の嶋田裕子さん(旧姓・泉)が出場することだ。彼女は今まで11回出場しており、今年もまた自分との戦いに挑戦する。
現在2時間53分56秒の世界ろう者最高記録保持者でもある彼女は、2006年メルボルンデフリピック(注1)銀メダリストでもある。
彼女の勇姿をずっと見ていたので、今回はその話を書こう。

Yuko 高校卒業したての私と彼女が出会ったのは全国ろう者スポーツ大会。専門種目は違ったが、それ以来友好を温めてきた。マラソンも始めた彼女が、大阪国際女子マラソの出場権を初めて勝ち取ったのが1993年。
それ以来、何度か挑戦を重ねて、記録更新を塗り替えていった彼女。
しかし、忘れもしない1999年の9月-。彼女は最愛の弟・泉宜秀くんを交通事故で失った。翌年の2000年の大会は、亡き弟との誓いを胸に、悲しみを乗り越え強靭な精神で挑んでいった。
その姿を応援するため、私は陸上の仲間たちと大阪へ向かった。スタート地点から10km関門、25km関門、ゴールの四箇所を地下鉄で移動しながら、路辺より声援を送った。
「頑張れ!裕子」「頑張れ!裕子」と。

余談だが、そこで初めて生の有森裕子選手の快走する姿を見た。さすが、2時間30分台の記録をもつ選手。一瞬で私の前を駆け抜いていった。ブラウン管でしか見ていないから、速さが伝わらなかったけど、生だとリアルに肌で感じられた。

ゴールを待つ私たちの前で見事、彼女はゴールした。
タイムは3時間5分31秒。
ランナーの夢であるサブスリー(2時間台)には一歩手に届かなかったもの、当時の日本ろう者の最高記録であった。
「弟が背中を押してくれた。
     弟がそばで見ているような感じがした。」と。
戦いきった姿が何よりも神々しく、印象的だった。
その後、2003年に待望のサブスリーを記録し、更に世界の舞台で銀メダリストとなり、世界走者となった。

その勝利の裏に、様々な困難を乗り越え、どれだけの努力を積み重ねてきたのか。そのにじみない努力が「勝利」を生んだのだ。
彼女の強靭な精神から「不撓不屈」の精神を教えられた。
彼女の飽くなき挑戦を心からずっと応援していきたい。

彼女ばかりではない、一人一人の選手がここまでたどり着くのは並大抵ではない。「天性だ」と片付くことが選手たちを傷つけることもある。
素質を開花させるために過酷な過程と努力と忍耐、自己管理が必須であることを私は知っている。
スポーツ界で頑張る選手たち全てにエールを送りたい。

注1デフリピック・・・世界のろう者のオリンピックの名称

| | コメント (8) | トラックバック (1)

望郷のクラスメート

Class_2 年末年始は実家のある北海道へ帰り、愛す
るわが家族と新しい年を迎え、そして高校の
クラスメートや恩師、小樽聾学校の後輩たち
と懐かしい顔ぶれと会ってきた。
お袋の味も北海道の味も充分堪能し、なまら美味しかった。
今までとは一味ちがった休暇だったので、心も体も満たされて
いる。しかしながら、心を北海道に置き忘れてしまい、半ば抜
け殻状態・・・(爆)

今年は公私とも色々ありそうな気がして、とても楽しみだ。
特に30代に入ってから、思慮深くなっていき、世の中の法則と
真理を見出せてきたのか、「人」と「時」をより大切にしていこうと
思っている。

「年末に帰省する」と高校時代のクラスメートに連絡したら、あれよ
あれよとプチクラス会と化してしまった。恩師も来てくれて高校時
代の一瞬一瞬が甦ってきたのだ。
当時のクラスメートは10人、その日はなんと6人も集まってくれて
みんな本質は全然変わってなくて、ホッとしたと共に嬉しかった。
その空間だけ時が戻り、言うならば韓流ドラマのワンシーンのよう
な感じだった。みんな、子を持つ親となり、育児や教育、そして各
自の報告に話は尽きず、楽しいひと時だった。
生意気だった私はクラスメートたちと一緒に恩師を沢山困らせた
こともあった。その恩師が私たちと対等に語り合い、真剣に考え
あったりすることはとても不思議なことを感じる。
恩師いわく、あの頃は教師赴任で初めての担任で何もかも試行
錯誤だったと。困らせてばっかりで悩みの種を増やす大変なクラ
スで閉口したそう。
でも、今はみんな成長してきたから、あのときのことも笑い話とな
り、許せるでしょう?ねえ、恩師?

クラスメートだからこそ、本音でスバスバ言い合ったり、過去を暴
かれたり・・・。過去あってこその自分だからね。
それぞ、望郷の友人の特権だ!
「Karryはクラスメートの誇りなんよ」
「Karryは北海道の誇りなんよ」と
いわれると、やはり嬉しくなるし、励みにもなる。
高校卒業と同時に北海道を後にし、大いに吸収してきた私だが、
クラスメートたちに言わせてみれば「随分成長したけど、本質は
変わっていない!」らしい。
今度はプチじゃなくて、クラスメート全員揃ったクラス会がやりた
いね。

みなさん、Karryは健在です!
今年もまた、Karryはやりますよ。

| | コメント (10) | トラックバック (0)

2007年の幕開け!

あけましておめでとうございます!!

ありがたいことに出会った人たち全てが私の財産である。
しかしながら、いじめや自殺、論争、対立などがある今日、
一人ひとりが出来ることは何だろうか?
世界平和を願う一人ひとりの心とマンパワーの連帯こそが
必要でなかろうか?
平和は決して遠いところにあるのではない。
答えはあなた自身が見つけなければならない。
そして一期一会・・・
私は、「人権尊重」の精神のもと、ソフトパワーで考え抜き、
行動していきたい。

昨年は色々とお世話になりました。
今年もよろしくお願いいたします。

| | コメント (7) | トラックバック (0)

« 2006年12月 | トップページ | 2007年3月 »