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洪水警報

三連休は金沢を離れていたが、友人たちより沢山メールを頂いた。
「石川が洪水に見舞われているそうだけど、大丈夫?」
「心配しているから一報を!」
ご心配いただき、ありがとうございます。

加賀地域方面が洪水に見舞われ、金沢市内は大丈夫だった。
加賀地域に住んでいる友人に、メールで聞いてみたら片山津周辺が
すごかったらしく、友人は無事だった。
一安心したが、自然の力を侮るなかれ。

昨日も一日中雨が降っていた。
昨夜は、大学で講義があったので車で向かったが、ワイパーも
超高速でしか対応できず、自然の猛威を感じた。
講義が終わろうとした頃、洪水警報が遠くに鳴っていると同伴した
通訳者が教えてくれた。
家に帰ると、市役所から災害情報緊急連絡「洪水警報」のFAXが
届いていた。

「犀川の水位が警戒水位を超えました。浸水害、土砂災害に警戒
してください。テレビをよく確認して、今後の気象情報に充分気を
つけてください。特に示野橋より下流の地域は気をつけてください。」


その情報あるなしで、わたしたち耳の聞こえないろう者たちの安全が
大きく左右される。ありがたい情報だと思うとともに、このネットワーク
の体制の良さに非常に驚いた。
この体制も石川県聴覚障害者協会と金沢市聴力障害者福祉協会が
しっかりと基盤を築いてきたからだ。県ろう協会をはじめ、傘下組織、
地域社会の連携の下積みを再認識できた日ともなった。

日本は世界でも有数な自然災害国である。
阪神大震災で多くの教訓を得た今、私たち一人一人が地域に連携
し、緊急ネットワーク体制を作ることが重要となる。
そのためには、県、市ろう協会の力も不可欠だ。
同じ町内で火事が出たとき、情報が入らず、家でのうのうとしていた
ろう者夫婦がいたことも笑える話ではない。
インターネット媒体を使って、ipodやテレビ電話など情報の獲得も
広がっている。しかし、IT社会により、格差社会を生むことを懸念
している。だれもが情報を得られるようなネットワーク体制も組まな
ければならない。
特に高齢者はインターネットといってもおぼつかない。
誰もが対応できるものを考えることが大切である。
それは教育思想にも相通ずる。

「社会先般を見据えて専門性を磨いていこう。
無駄なことに見えても実は重要なことで他にも通用できる。
それが社会で生きる術である」
と。

私が石川へ行こうと考えていたときに、ある方からアドバイスを
いただいた。
地域社会で生きるー。

これを機に、みなさんの地域は、どのようになっているか一度
確認してみるといいかもしれないね。

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辛くてあつ~い福岡

先日、アジア太平洋ろう青年キャンプ(略称・APろう青年キャンプ)に
ついてふれたが、そのAPキャンプ実行委員の一員になった。
先週末にAP実行委員として、ヤングデフフォーラムに招かれ、
福岡へ行ってきたので今回はそのことを話そう。

空港に着いたとたん、福岡の蒸し暑さが襲ってきた。あつ~い・・・
でも、福岡にはおいしいものが多く、福岡県青年部の人たちに
案内してもらいながら、グルメ歩きに色んなものを食べてきた。
一蘭ラーメン、梅が枝もち、八女茶、明太子・・・。

その日の夜は15年来の友人、ヨッシーの家へ泊まらせて頂いた。
わたしとヨッシーとの出会いは今から15年前、北海道でのスキー
旅行だった。そのときはお互いに10代(若かったのね・・・笑)で、
「今」というときを楽しんでいた。
年月を重ねた今、お互いの歩んでいる道が明確になっていた。
彼女は今や、全日本ろうあ連盟の議長になった。
6月に行われた静岡大会で3000人もの人前で堂々と挨拶をした
彼女の姿はとても凛々しかった。
そして、今回、彼女はAPキャンプ事務局長となり、出会いから
15年後に一緒に活動ができる喜びを感じるとともに、彼女から
沢山のことを学びたく思った。

話がそれてしまったが、フォーラム当日は講師として、
「なぜAPキャンプを開くのか」をテーマに、
実際自分の目で見てきたアジアの事情を中心にAPキャンプ開催
の意義を話した。
教育に携わっていることから、教育の必要性は深く感じており、
それをふまえて私の考える基本的人権を述べた。
「教育と福祉の二本があってこそ、人間としての生活の営みが
できるのだと考えている。片方が抜けていてはアンバランスで
あり、常に教育・福祉を念頭に入れながら展開していくことが
大事ではなかろうか」と。

午後は国際手話ワークショップをおこなった。
私は国際手話を勉強して覚えたわけではない。海外を旅し、海外
のろう者と出会い、そこから国際手話を習得した。
詳細は後日に述べるとして、初級をヨッシーが、中級を私が担った。
こうしてフォーラムは、あっという間で終了し、価値のある2日間を
終えた。

講演終了後には、福岡タワーを散策した。
福岡ドームのたたずまいはまるでアメリカを彷彿させた。
おまけに海の香りもしていて、南国のレジャー施設に新鮮な思いを
抱いた。
福岡空港まで見送ってくれたヨッシー、ピヨ、ゆりよしをハグハグし、
石川へ戻った。

福岡はめちゃ、暑い!!
明太子はめちゃ、まいう~!!
あー、しかし・・・・味噌を買い忘れた・・・トホホ
福岡県青年部は個性あふれた人たちで、とても楽しいひと時だった。
また、福岡へ行った節はよろしく~♪

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アジア太平洋ろう青年キャンプ

ココログのメンテナンスのため、11日から今日14時までコメント
記入も新規記事の投稿もできなかった。
私がココログを選んだ理由は、無駄な広告がないことと、デザイン
的にすっきりしている点で、お気入り。
しかし、最近不具合が生じることがあったから、今回のメンテナンス
で改良できていればいいなあ。

さて、今回はアジア太平洋ろう青年キャンプについて書こう。
このキャンプは、第一回はマレーシアで、第2回はニュージーランド、
そして第3回目は、この日本で行われる。
開催地は、宮崎県。
期間は10月31日から11月5日までで、途中11月3日から全国
ろう青年研究討論集会も加わることになっている。
(世界ろう青年キャンプも来年予定されている世界ろう者会議と
同じ地で開かれる)

今回のキャンプ開催の目的に
「アジア・太平洋ろう青年部の設立の第一歩として」を掲げている。
アジア太平洋各国に青年部を設けることで、各国の抱える問題も
見えてくるが、相互効果もあり、やってみる価値はある。
何よりも人材育成につながるし、この日本も見直しができる。
アジア各国を旅してきた私は、その国々での「青年」「人材育成」と
いう点にいたく感ずるものがあった。
だからこそ、このキャンプに大きな期待を持っている。
講義、ワークショップ、プレゼンテーション、文化活動などさまざま
盛り込まれていて、充実した6日間になることは間違いないだろう。

キャンプへは、世界ろう連盟に所属している国から1ヵ国4名が
選出され集う。
細かく言えば、世界ろう連盟の下に各地域事務局があり、その
一つにアジア・太平洋地域事務局がある。そこに加盟している
のは日本を含めて20ヵ国あり、その20ヵ国からそれぞれ4名の
代表のメンバーが集いあうというのもである。
年齢も18歳以上35歳となっている。
(実際アジア・太平洋の国の数は54ヵ国だが、半数以下である)

まぶしい太陽を浴び、フェニックスあふれる宮崎でどう盛り上がって
いくのか、今からとても楽しみである。

アジア・太平洋ろう青年キャンプ ウェブサイト
http://apdyc2006japan.jfd.or.jp/

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ブログ一周年

毎日がせわしく、あっという間に夏到来!
石川も梅雨入りでどうしてもバテ気味・・・
石川は涼しいけれど、この梅雨で、やや涼しくベタベタ感・・・
こんな感覚は初めてだぞ(涙)
と言いながらも、Karryは仕事にプライベートに精を出している。

さて、このブログも7月で一周年を迎えた。
週2・3回更新を宣言したもの、なかなかはかどれていないが(汗)、
それにも懲りず遊びに来ていただいた皆さんに感謝です☆
タイトルに「Karry わが道をゆく」と決めたのも深い意味がある。

常に道を開く人でありたい。
道を歩み通す人でありたい。
私の信頼している人たちを、自分を信じてわが道を進んでいきたい。
わが信念は今まで出会った人たちのおかげで築けていけたもの。
支えてくれた大勢の人に感謝をすべく、
人材が人材を作る道を私は歩む。
その意味で、一人一人との呼吸を大切にしながら、しっかりと
大地に足をふみしめ、わたしは「わが道をゆく」と決めた。

文章に書いて表すことは、自分の頭の中を整理する絶好の
プロセスで、ブログはいい機会であった。
今後も継続しながら発信していく。

しゅわえもんの活動も本格化し、石川県の仕事も軌道に乗って
きた。嬉しいことに子どもから高齢者まで、そしてろう者から中途
失聴者、難聴者、聴者と幅広い業務につかせていただいている。
ありがたいことに、こうやって出会った人々によって自分の感性も
更に磨かれていっている。

これからも感謝の思いを抱きながら一日、一日を楽しんでいこう。

P.S しゅわえもんの事業である「てれびえもん」も先日更新しました。
   どうぞ見に行ってください。笑
     www.shuwaemon.org

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