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100万人のキャンドルナイト

100万人のキャンドルナイト
「電気を消して、スローなナイトを」
http://www.candle-night.org/

これは、2003年よりスタートした環境文化運動の一つ。
6月17日から夏至の21日まで、夜8時から10時の間、電気を
使わず、省エネを行おうというもの。
参加方法は至って簡単で、電気を消してキャンドルを灯せば
OK。簡単だからこそ、共鳴が共鳴を呼び、輪がどんどん広が
っていく。

ふと思った。
このときに、宇宙飛行士が地球を見たらどう感じるのだろうか?
淡く灯る地球。静寂に包まれた地球。
これこそが、本当の意味での自然の美と感じ、美の価値を
改めて発見しえるかもしれないだろうな。

私がキャンドルと聞いて連想するのは、インドの長期旅行中の
出来事。
その日はブッダガヤーへ向かう予定だった。
想像通り、電車は大幅に遅れ、昼に着くはずが、ブッダガヤー
に着いた頃には、あたりは暗くなろうとしていた。
この地は、電気というものをあてにしてなく、所々にしか光りが
なかった。とりあえず、リキシャを捕まえ、予定していたゲスト
ハウスへ向かったが、なんと、そこにはゲストハウスがないと
いう。
「耳が聞こえない。暗くて見えない。光りのあるところに行って
ほしい。」運転手に身振りで伝え、明るい場所へ行き、どうした
ものかと聞くと、
「宿も見当たらないし、危ないから、そこの建物に泊まりな」という。
建物には、何かしら文字が書いてあったが、読めない!!
得体の知れない建物だったらどうしようと途方にくれていたところ、
ロウソクの灯をもって、わたしを案内しようという人が現れた。
やや警戒しながらも中へ入ると、人がぎょうさんいて、びっくり!
どういうところかわからないが、とりあえず、ベッドもトイレも
シャワー用のお湯(バケツ一杯)もあり、金額を交渉し(安い!)
いったんそこに泊まることにした。
電気はなく、ろうそく一本を渡されて、一夜を過ごした。
ロウソクの灯だけで、日記やハガキを書いた。
不思議な感覚だった。
今は原子力発電で電力を作り、電力に頼りきっている。
しかし、その便利さに反して何かが壊れている。
その代償は、年月を重ねてわたしたちに返ってくる。
そういう法則があるんだな。
電気の重みを改めて考えたひと時であった。

翌日、その宿泊先がどんなところか確認したら、
チベット難民を収容するところだった。私が泊まった部屋は、
家族が生活するところだったそう。
朝、部屋に案内してくれた人に、感謝を述べて、後にした。

みなさんも地球に負担をかけないほんの小さな出来事を
共有してみませんか?

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「★つぶやき」カテゴリの記事

コメント

マー坊:マー坊の旅行記も楽しみにしていますよ♪旅行も貴重な経験の一つですね。またかきま~す。

がんてん:最初は地道なことだけど、徐々に共鳴を呼べば時間を増やしてみる手もあると思うね。電車内も消せばみんな寝るんじゃ???爆

ほーちゃん:そうそう、私もびっくりしたんだ。宇宙の歴史を一年に例えるとこんな短いものかと思ったけど、その分過ごせる価値を見出したんだよね。今度会ってこういうもの話してみたいねえ。

さとぽん:ローソクの使い道は停電のときや、気分転換としてアロマを灯してみたり・・・が殆どですよね。
あれから、ちょくちょくローソクをつけるようになりました。フフフ

かおり:カトリック信仰がローソクとつながっている?コロンビアの実情や生活などまた、色々と教えてください♪
うんそうだよね。リキシャがいい人だったからこそ難民収容所に泊まれたんだよね・・・いい経験でした☆

クロネコヤマト:人間何かのきっかけによって、深く思考ができるのだと思う。それぞ人間の特権。
一緒に色々と考えていこうね。

投稿: Karry | 2006/07/07 12:44

そういう運動があったんですね。。
ニュースで見たような。。。
当たり前の生活に慣れちゃってる今、その大切さを忘れかけているような気もします。。
カリーはすごい体験をしたんだね。。
私も環境を考えて努力しなくちゃね。。。

投稿: クロネコヤマト | 2006/06/28 18:33

キャンドル・ナイト!!!
そんなキャンペーンをやっていたなんて
全然知りませんでした。。。。
日本もなかなかおもしろい運動をやりますねー。
コロンビアではカトリックの信仰と関連して
ロウソクはほとんどの家庭の台所にありますが、
日本ではまず日常使うことはないですよねぇ。。。
そんな日本のキャンドル・ナイト、見てみたいものです。


そしてチベット難民の収容所に宿泊なんて
ものすごく貴重な経験をされましたね~~~。
望んでもなかなかできないことですよ!
Karryさんのような感受性の豊かな方にとっては
難民の暮らしや世界の在り方に想いを馳せる、
またとない機会になったことでしょう。。。


それにしてもリキシャの運転手がいい人で
よかったですね~^^;)

投稿: かおり | 2006/06/25 06:02

貴重な体験したんですねぇ…。電気のありがたみがよ~く
わかりますね(^^;)こっちではいくらでも使えるだけ使えるし、
停電になるのは災害の時しかないもんね…。

投稿: さとぽん | 2006/06/21 09:49

宇宙の歴史を一年に例えると、人間が生まれたのは十二月三十一日になるとか・・・近代なんてほんの一瞬にも満たないのに、そんなわずかな瞬間に科学が目覚しく発展し、充分すぎるほどのありがたい生活をしている我々・・・ところが何かに枯渇し、そしていつも何かが足りない・・・
ろうそく灯していろいろ考える、いい機会になりそう~

投稿: ほーちゃん | 2006/06/20 20:55

なるほどねぇ。こっちも、1日だけじゃなくて、1週間と長くしてもいいんじゃないかなっておもってるけどどうかなぁ?電車内とかもちょっと消してみたり・・・。
危ないかな・・・汗 こういうことも、大事だよねぇ。

投稿: がんでん | 2006/06/20 19:44

旅行好きなマー坊は飛びつきました。ワラ!考えさせられる経験をされたんですね。また聞かせてくだパイ!

投稿: マー坊 | 2006/06/20 18:48

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