« 2006年3月 | トップページ | 2006年5月 »

高層そびえ立つ上海

中国ネタです。
ろうあ石川300号を記念し、上海と蘇州を旅したことは以前、
ブログで紹介していたと思う。
正直言って、ツアーガイドがいるけど、年齢層の広い人たちを
まとめることができるのだろうかと、行く前は、かなりドキドキ
していた。
しかし、ふたを開けてみると、そんなのは杞憂にすぎなかった。
参加者一人一人が素晴らしくて、みんなで協力し合え、心に
残る旅行となった。

まず、上海の浦東空港到着。金沢よりいくらか暖かいように
感じた。
磁遊列車(リニアモーターカー)にのり、時速430Kmに一同
どよめき声が沸きあがった。そして時速430Kmの速度メーター
を記念とし、みんなカメラでパチッパチッ!
周りを見回すと、当然のことながら、外国人観光客だらけ。
上海の目玉として、観光客を取り込んでいるのであろう。

Photo 次にバスに乗ったが、このバスのデザインが
奇抜だった。
わたしたちは、そのバスを「犬バス」と名づけた。
どんなバスかは写真をご参照あれ。

8年という年月は上海をかなり変貌させていた。凝ったデザインで
それぞれが個性あふれている。
外灘を散策しながら、8年ぶりに訪れた地に、感慨深い思いで
流れる川を見つめ、しばし思いに耽った。
そのとき、ガイドさんの「そろそろ時間ですよ」との催促に、
あーわたしはツアーで来ているんだな・・・と今までなじんだ
個人旅行とはまったく違ったリズムで四苦八苦。
業務で来ているのだと職務感に心を切り替えて、よし!

夕食は広東料理を満喫した。
「めちゃくちゃ、おいしい!」という人もいれば、「辛くて食べられない」
とか「脂っこいね~」などなど、色んな人がいるから味の感想も
もちろん違ってくる。

宿泊先のホテルもかなり豪華で、私自身初めての経験。
ふわふわのベッドで、寝心地もグー!
翌日は汽車で蘇州へ行くので、上海駅はどのように変わっている
のか、魯迅公園は変わっていないのかななど、楽しみを胸に
抱いて、床に入った。
しかし、その後、私は8年の年月の重みを感じることとなる。

| | コメント (6) | トラックバック (0)

桜をみてのつぶやき

長らく、更新ができなかった間に、金沢では桜が満開となった。
満開の桜を目にすると、足取りも軽くなり、心も颯爽になる。

桜が咲くこの季節は、新年度として新しく出発する季節でもある。
新年度に入り、覚えなければならない仕事も一気に増えてきた。
Karryならではの新しい取り組みを!と、一つ一つ着実にこなす
ことを心がけている。
しかし、わたしもまだまだ修業中で、当然わからないこともある。
大変だけど、目的があるからこそ楽しいのである。
師匠と仰ぎ尊敬している人の言葉に「目的は行動を生む」とある。
まさにそのとおりだと実感する。

また、わたしが敬愛しているマハトマ・カンジーは、
「この世に静止しているものはない。すべては動的である。
前進がなければ必然的に後退することになる。」
と言っている。

母なる地球も休むことなく、自転・公転を行い続けている。
わたしたちに欠かせないエネルギーである太陽も、休むことなく
照らし続けている。
わたしの心臓も生きている限り、ずっと稼動し続けている。
いずれも目的があるからこそ、どんな障りがあろうが前へ前へと
ずっと進み続けて行けるのだ。

私自身、ここ最近「動」を感じる。
素敵な出会いがあったり、哲学を語る中、自分の考えに刺激を
受けたり、すべてがたゆみなく動いているから、色々なことと遭遇
できる。
それゆえ、人間は成長していくことができるのであろう。

「動」の中で生きるわたしの人生も今後どうなっていくか、楽しみな
もんだ。自分でいうのも変だが・・・。

PS:「音のない世界」はおかげさまで、売れ行き好調です。
   北野雅子さんの人間性は素晴らしいですと言われると、
   本当に嬉しくなる。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

音のない世界

Kitanobook001 機関紙「ろうあ石川」に掲載されていた
「コラム石川門」(昭和58年~平成6年
執筆「ろうあ運動の実践から」)がこのたび、
「音のない世界」というタイトルで本として発刊
された。一言で表すならば、著者・北野雅子
さんの思いが濃縮した一冊である。

この本は、ぜひ多くの人に読んでもらいたいと
切望する。心が潤い、また深く考えさせられる本である。
特に、ろう児をもつ親、手話通訳者には必読の書としてほしい。
だからこそ、ブログにアップさせてもらいます。

”人生は、知性と勇気を持つもののみが、その価値に
ふさわしく生きられる。生きるということは「人間のなかで
生きる」ことであり、それは「戦う」ということである。”
                          ホセ・リサール


戦うということには、さまざまな見方がある。
私が言う「戦う」とは精神面であり、民衆の中に入り、民衆の
中から発していくことである。
彼女が捧げているろうあ運動は人権闘争であり、ろう者が
生きる現実社会のもとから、さまざまなことを発している
まさに「民衆」主体のものである。
道を切り拓く人は、その人でしかわからない苦労がある。
だから、人を人としてみている。
本当に人間第一を貫いてこられた方である。
彼女の戦いは決して派手なことではない。
地道でかつ長い戦いで、それが25年の歳月を得て、徐々に
結果が表れている。それが大事である。

北野さんのもとで働いて、まだ7ヶ月間ではあるが、さまざまな
ことを教えていただいた。
もちろん、特別に教えるようなことをされたわけではない。
彼女の振る舞い、行動、その姿からおのずと教えられたのだ。

以前、ブログにも書いたように、
地を見据えて、理想を求める。答えは目前にある。
つまり、現実に生きている社会を見据えて、その社会の呼吸
から「人間」を基盤として、訴えていくことがキーポイントである。
それを彼女は、長い間やってきたのだ。
北野雅子さんのもとで働けることを心から誇りに思う。
彼女から学ぶべき点は、まだまだたくさんある。
これからも大いに吸収していき、自分の人生の土台を築いて
いきたい。

みなさんも、北野さんの本をぜひ、購入して、考えようとしなかった、
あるいは、目を伏せて考えなかった点にもう一度、向き合って
みませんか?

希望者はわたしにメールか、あるいは石川県聴覚障害者協会まで
(Fax 076-261-3021 Tel 076-264-8615)連絡を入れてくれれば
詳細を連絡します。

定価 1500円 (郵送料 一冊290円)

| | コメント (6) | トラックバック (1)

« 2006年3月 | トップページ | 2006年5月 »