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ついにカンボジア!

胸高鳴る気持ちを押さえて・・・
シェムリアップ行きのバスに私たちは乗った。
一時間待たされて、発車。

アンコール遺跡群をたずねる前に、その地の意義を
知らなきゃ、意味がない!と
『悲しきアンコール・ワット』という本を手に
バスの中で読みはじめた。衝撃だった。
カンボジアの歴史を知っていたつもりだったが、
それは、表面的なものだと痛感した。

なぜ、戦争写真家の一ノ瀬泰造氏が、あれほど、
アンコールワットに惚れ、危険を承知で、あえて
クメール軍の陣地であるアンコールワット方面へ
飛び込んだのか?
志半ばで散った彼の命。
偉大なアンコール遺跡群がクメールの陣地?
自分なりに解せない気持ちがずっとあった。
しかし、この本をよんで、すべてが氷解した。
カンボジアの歴史の掘り起こしから、遺跡破壊の
真実等この本で学ばされた。

アンコール遺跡群の破壊は自然による破壊だけではなく、
ポルポト派の資金調達として、盗掘され、世界へ密売
されていった。
こういった盗掘をふせぐために、価値のあるものは
倉庫に入れられていたそうだ。

と、ふと外を見ると、
3時間でタイの国境の町、アランヤプラテートに来ていた。
車道も整っていて、スムーズにVISA取得所についた。
私たちは、日本のカンボジア大使館で、VISAをとって
いたので、手続きの必要はなかったが、手続き必要な
他の乗客を待つ事に。
彼らの手続きが終わるまで、私は、本の続きをよみ、
さざえは、大学に出すレポート作成に精を出していた。

そして、いざ国境へ・・・
タイ側のエアコンバスは乗り捨てることとなる。
タイを出国し、カンボジアに入国するまではおよそ100M
くらい離れている。その100Mは無法地帯である。
命が縮まる思いがしたが、その無法地帯に、周りの
風景に似合わない大きな建物が建設中だったが、
そびえていた。
それは何かと問うと、カジノだという。拍子抜けした。

カンボジアに入国し、その町・ポイペトで、リエルという
金貨に両替した。
まずはシェムリアップを目指しバスに乗ろうと待っていたが、
なかなか来ず、やっと来たと思ったら、20人乗りの
マイクロバスにギュウギュウ詰め。
座席も半ば壊れている。
ここで文句を言っても仕方がない。
シェムリアップまで無事にいけばそれでいいのさ。

ようやく出発したと思ったら、超~悪路であった。
未舗装道路で、穴だらけ。
ゆっくり走らせては、穴をよけたり・・・
足に力を入れて、体への衝撃を防いだりして・・・
バスガイトさんに、何時に着く予定なの?と身振りで
聞いたら、夜9時になると。
夕方着くとバンコクで聞いたんだけど、まあ、しょうがないや。
かなりゆれている。
車窓から覗く風景を、写真とるぞ!とカメラを抱えても、
撮ることができない。腕が上下に揺れてしまう。
日本では味わえない揺れ。
運転手さん、一生懸命走って・・・と、そのとき!
なんとパンクしてしまったのだ!
その場で修理し、また走らせて、しばらくすると、
また別のタイヤがパンク!!
紆余曲折あったが、無事に到着した。
時計を見ると、真夜中の3時半。
この悪路を約12時間私たちは走り続けた。
カンボジア人はタフだな。
眠くて、眠くて、ゲストハウスにようやくチェックイン。

明日はついに、一ノ瀬泰造氏の思いに触れる
アンコールへ行けるぞ!
と、私たちは、床についた。

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コメント

まみちゃん:わたしも電子辞書は重宝ですわい。
逆にはげまされたとのこと、その気持ち、私も味わったことがあるから、よーくわかる!!
その国に住む国民が、何を求めているか、一緒にやっていくことが大事なんだねとつくづく感じています。
まみの感性、すごいな!うん!

投稿: Karry | 2005/10/11 17:32

カリーちゃん、こんばんわぁ~!
へぇ、英語で筆談でっかぁ?うちにゃー、英語まるダメっすよー!汗。翻訳本、電子辞書は重宝です。はい。ワラ~。
カンボジアの孤児院の子供達に何かしてあげたいと思い、日本で文具をたくさん買ってお邪魔したけど、逆に子供達の笑顔に励まされて自分が恥ずかしくなったよ。文具より食べ物を買うお金がなくて困ってるようです。物より金か・・・勉強になった。それなのに、皆生き生きと輝いてみえる・・・自分が愚かで情けないなあって思うたなあ。そそ、2万円で井戸が出来るだってね。水道がない家も多く、殆ど川で生活してるけど衛生面を考えたら、井戸を増やして欲しいと思うたー。NPOが支援してる孤児院施設は立派でちょっとやり過ぎでは?と思うたね。これまでNPOさえ知らなかったの。汗!施設にお金かけるよりもまず川をきれいにしたり、食べ物の補給など、生活に困らない程度に援助したらええのにと思うね。又、書くねぇ~。

投稿: まみ | 2005/10/05 18:58

おぉー!まみちゃん!
久しぶりだする!元気していたかい?
うん、石川県に住んでまするだに~。
まみちゃんもカンボジアへ行ってきたんだ?
うちは現地ガイドつかなかったけど、カンボジア人と英語で筆談し、ポルポト時代の残虐をより深く知ることができたんだ。
教養ある人はすべて殺されたから、今のカンボジアがあると悲しそうに言ってたけど、現実を受け止めて強く生きるカンボジア人の姿勢に感動したんだ。ぼちぼちブログにアップするねん(^^)/まみちゃんの話ももっと聞きたいな。
楽しみにしているだに。

投稿: Karry | 2005/10/05 08:47

やぁ!カリーちゃん、ご無沙汰しておりまする~。こちら、大阪のまみですぅぅぅ。初めてのカキコでっせぇ。ドキドキするなあ。笑!ねぇねぇ、いつの間に石川県民になったんや?うち、石川には行った事ないから、どんなとこが知るのにいい機会やわー。和が似合うしか思い浮かばない・・・。
わぁー、アンコールワット遺跡へ行ったんやな。うちも2年前に現地ガイド依頼して行きましたよー。ポルポト時代もその時に知って、んまに衝撃でしたなあ。現地ガイドさん、日本人やねんけど、ポルポト時代に豪富な人、頭がいい人、眼鏡かけてる(勉強し過ぎて目が悪くなったと考えられるから)人、身だしなみがいい人全て殺されてるので今でも経済発展出来ずにいるのだって・・・。現地ガイドさんもカンボジアで独立しやすかったとか。ちなみに若いガイドさんでした。カンボジアは考えさせられる国やったなあ。うん。

投稿: まみ | 2005/10/04 13:09

たえでちゅ:バスの件は貴重な経験になれたよ。
私が体験したことをバーチャル体験する装置があればいいね!
旅の続きはゆっくりペースですが、アップしていきますのでよろしくね。
待ちきれない?笑

go-ichi:久しぶりだね!早速のカキコありがとう。
HPみてきました!シェプリアップの語源知りませんでした。
go-ichiもアンコールワットに魅せられた一人?

投稿: Karry | 2005/09/20 08:40

アンコールワット、懐かしいです。
2年前に行ってきました。
HISのツアーですが。
その時は本当に感動しました。

ガイドさんが言ってましたが、
シェムリアップって、
シェム(シャム=タイ)をリアップ(追い払う)という
意味だそうですね。

http://www.asahi-net.or.jp/~uc2g-hrtk/

投稿: go-ichi | 2005/09/17 17:52

今度クメール文明の話聞かせてね。バスでの旅笑えたよ!!マジ面白すぎるぅ。私も味わってみたい!!
アンコール遺跡群の話は明日になるのかしら?
楽しみだわ。

投稿: たえでちゅ | 2005/09/16 20:05

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